大和のこころ

「神拝詞」

天下造らしし大國主大神は

現界の森羅萬象を悉く

修理固成せと言依さし給ひて

各も各も御神力を分ち給ひて

産み造り給ひ

陰陽の道を定め

日に月に愛しみ育て太らせ給ふ

この天理に依りて成りませる人は

神の表現にして

萬物の長にしあれば

人より尊きものは無く

諸々の神は専ら障る事なく

幸福あらしめ給はんものと

常に衣食住生活事に夜昼の別ちなく

守り給ふ深く厚き神愛に

誰をか嫌ひ

誰をか外に照覧し給はん

左を左とし右りを右りとして

本末顛倒ず

萬の事に謹厳徳行人を憐み給い

神愛給いけれ

現世の苦しみには限りあれども

幽世の楽しみは窮まりあらめや

是の由を以ちて天性の随に天津御空澄月の清々しく清く明るく

正しく誠の心以ちて法則に違はず

己れを虚しく神を敬ひ開祖を尊び

互に相救ひ相扶けて誘惑の道に侵し入る事なく

大和教団の和心を以ちて

世のため人のために神道を実践事こそ

人の人たる道にして

秒瞬の間も忘るる事なく

もしこの教典に背き

互わん事のあらむをば

大海原の流れ清く祓わしめ給いて

生涯所業の善言美を八十枉津日の為ん禍事に逢う事なく

諸々の危難をも自然からゆくりなく身を逃けて

災害う事なく

天壌と共に窮まりなく

此世なき教団と睦び集えて子孫の弥継続に

言寿ぎ伝え

巡り来る現世園生が蒼生の春毎に

緑一入加うるが如く

萬の事に心豊けく

皆共に奇しく尊き神縁を

永遠に結び幸え給えと畏み畏み白す


1-開祖さま御歌
2-國主大神立教神宣
3-大和の神訓
4-大和の心
5-大和教団神歌
6-神拝詞
7-大祓詞

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